僕が、一人暮らしを始めたのは大学2年生の春でした。親には「生活費は稼ぐからなんとか一人暮らしをさせてください!」とお願いをして、なんとか説得。当初はバイトのために実家に帰りつつ、結局お金も足りなそうだったので親から多少の仕送りをもらいながら生活していました。
その頃、僕は1ヶ月11万円で暮らしていました。今日はその頃の話をしてみたいと思います。
ちなみに家賃・光熱費・生活費全て11万円でやりくりをしていました。今思うと、かなりスゴイです。
一人暮らしの初期費用50万円、毎月使えるのはたったの4万円
その頃の僕は、バイトはしながら大学に通っていました。バイトと授業だけでなく、サークルや友達と遊びにも行きたい。インターンにも行ってみたかったから、バイトを増やす時間がなかったのです。でも一人暮らしを始めることで親に支援してもらったので、仕送りを増やしてとは言いにくい。
そもそも一人暮らしを始めるにはお金がかかります。
・家を借りるためのお金
・家具家電を揃えるお金
・生活するための固定費
・普段過ごす生活費
詳細には書きませんが、生活を始めるにも、生活をするにもお金はかかります。
特に家を借りるときには初期費用が30万円くらい、家具家電を揃えるためにも20万円、さらには生活するための固定費が毎月2万円と家賃が5万円、それらを引いた金額が生活費になるので、生活費は4万円しかありませんでした。生活費も自由に使えるわけではなく、食費や交通費、交際費でほとんどなくなる。貯金も引っ越しで使い果たしたのでやばかったです。
たった4万円しかなかった、生活費の内訳
生活は結構苦しかったと思います。というのも家事にも慣れていなく、バイトもうまく増やせなかったので収入は増えません。なのに、生活費は節約の仕方がよくわからず、試行錯誤をしていました。
生活費の内訳はざっくりとこんな感じです。
▼固定費:68000円
・家賃:50000円
・通信費(携帯・Wi-Fi):10,000円
・水道光熱費:8000円
▼生活費:40000円
・食費:20,000円(1日700円弱)
・交際費:15000円
・交通費:5000円
やっぱり食費が大部分占めています。できるだけ節約するために、親には根菜とお米をねだっていました笑
食費を抑えるために、自炊に挑戦するようになりました。その時のおかげで、けっこう料理ができるようになっています。(煮物とかレシピなしで作れるくらい)
今思えば実家で家事のお手伝いをしたり、節約のコツを母親い聞いておけば良かった、と思います。今、実家にいる人はちゃんとそういう知恵を蓄えておいてください。
割のいい日払いバイトにはよくいった
バイト代で月8万円程もらっていましたが、やっぱりもう少しお金が欲しいんですよね。そういう時はよく日払いのバイトに行っていました。日払いのバイトは単純に生活の足しになるので、そういうのは貯金して、貯まったら旅行に行ってました。
バイトのラインナップとしては、「ライブスタッフ」「塾講師」「試験監督」「イベントスタッフ」などが多かったです。その辺りは知り合いの紹介とかで行けたり、単発でしかも楽しかったりするんです。
試験監督や、冬期講習や夏期講習時の塾講師などは給料が良かったのですが、スーツが必要なので、そういう点は注意必要です。
結論!生活費のためにしっかりバイトする!
ということで、つらつらと書いてきましたが、その1年後、僕の生活はかなり改善しました。収入が月12万円、仕送りと合わせると15万円になり、ようやく一人前に暮らせるようになったのです。
収入が4万円上がると、生活費に使えるお金が8万円。これくらいあると余裕です。
収入を増やせたのは、クリーニング屋でバイトを始めたからですが、これも僕なりのコツがありました。
・時給が高いところではなく、時間長く働けるところを選ぶ
・(そのうえで)1日10時間、週2回働く
長時間働けば時給安くても変わらないのと、週2日ぐらいだったら無理なく働けます。学校終わりの数時間だけしか働けないお店よりも結果収入が多くなります。
なので、長時間働くのがいいんです。
そうして豊かさを手に入れた僕の一人暮らし生活でしたが、当時を振り返ってもやはり、無理して一人暮らしをしてよかったと言い切れます。
そのおかげで金銭感覚もまともになり、家事もできるようになり、自立への道が早まったように思います。みなさんの一人暮らしの参考になるかはわかりませんが、僕みたいな生活でも生き延びれたので、頑張って親を説得してもいいんじゃないでしょうか。それでは。
※この記事は2016年〜2017年に公開した記事を加筆・修正したものです。
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