わたしはこれまでにも書いているとおり一人暮らし歴6年、引っ越し歴5回という引っ越しジャンキーです。
引っ越す必要があるのではなく、引っ越ししたくなっちゃうのです。今年も葛西駅という街に引っ越しをしたら、毎日が楽しいです。
今回の記事は、そんな引っ越しジャンキーのわたしにもあった「初めての一人暮らし」についてです。
初めての一人暮らし、実はいくつもの失敗がありました。
今日はその経験をもとに、東京での一人暮らしのスタートを円滑にすすめるヒントをご紹介します。
\理想の街も聞ける「イエプラ」/
街の選び方、決め方
一人暮らしに慣れていないと「物件情報」に時間をかけてしまうことがあります。 ですが、お部屋探し・引っ越しが上手な人ほど「住む街」「住む駅」を探すのに時間をかけます。 なぜなら… ・お部屋の相場は立地に寄って大きく変わる ・東京のお部屋は超高い ・穴場を探すには穴場駅を探す必要がある ・住む部屋だけじゃなくて住むエリアも生活の質を高めることを知っている 思い当たる節がありませんか? お部屋探しに精通している人ほど、路線図や乗り換え検索、始発検索などを多用して街探しに時間を使うのです。 そこでまずは「東京で住みたい街を探すためのヒント」をご紹介します。
1.憧れの街の相場はアホほど高い! 暮らしにいい街は憧れの街のちかくを選ぶ
住みたい街として思いつくのはどんな街ですか? ・恵比寿 ・池袋 ・渋谷 ・下北沢 ・目黒 ・代官山 ・表参道 ・中野 ・高円寺 大学生や新社会人の方が、上記の街に住むのはまず無理です。 (治安や築年数を諦めたら住めないことはないけど) ですが、これらの街の近くの街に住むことは可能です。 住みたい憧れの街は、人気が高いため住みたいニーズも高く、家賃相場は上がります。 一方で、その周辺にあるローカル線の街は家賃も抑えられて住みやすい傾向があります。 実際、どんな街に住んでも平日は電車で移動することが多い上に、学校や会社への通勤通学の導線上に好きな街があれば寄り道も簡単です。 好きな街・憧れの街がある人は「周辺の駅で住みやすそうな街」を探すことに徹しましょう。
2.ターミナル駅には住めない。地元民が多い沿線に住む
また、住環境的にもターミナル駅に住むのはおすすめしません。 そもそも繁華街は犯罪発生率も高い上に、スーパーなどの生活拠点となる施設は少ないです。 遊んだり、お買い物したりするには繁華街は楽しいでしょうが、生活するために必要な要素は繁華街とは別でしょう。 家賃も高いですしね。
3.憧れの街に住むなら徒歩分数と古さを妥協すればいい
それでもあの街に住みたい…と、憧れの生活を諦めきれない人もいることでしょう。 かくいう私も住んでみたいという街に引っ越しを繰り返してきました。 そのときは、家賃の安いおうちを探す必要がありますが、妥協ポイントは「築年数」と「徒歩分数」です。 例えば、私が以前住んでいた下北沢駅は、駅の近くになると1Rでも7万円〜8万円以上の家賃でしたが、徒歩10分以上、築年数30年程度の家であれば5万円〜6万円程度の家賃で住むことが可能でした。 当時貧乏大学生だった私にとっては十分な条件でしたし、何より小田急線、京王井の頭線に加えて京王新宿線も使える便利な立地だったので、他の好きな駅にも遊びに行きやすかったのは魅力的でした。 もし妥協できるのであれば「築年数」「古さ」を諦めてください。
\理想の街も聞ける「イエプラ」/
4.最初の暮らしは失敗する。だから初期費用と家賃の安さで選ぶ
また、最初の一人暮らしって何が妥協できるのか、どういう駅を選べばいいのかわからないものです。 知人の多くが最初の家は半年〜1年くらいで引っ越しをしており、もっと理想の条件にあったエリア・街に引っ越しをしています。 その時に痛手を食うのは最初の家に住み始める際の初期費用です。 長く住むことがないお部屋に高い初期費用をかけると、単純に損。できれば礼金なし、仲介手数料なしや家賃が数ヶ月無料のフリーレント物件などを選ぶようにしましょう。
部屋の選び方、決め方
最初は「街の探し方と選び方」についてご紹介しました。
次は「お部屋を選ぶ方法」についてお話しましょう。
(皆さんはこちらの方が気になっていましたね)
1.家賃が高いと自分のためにお金は使えない。まずは妥協ポイントを把握しよう
東京はとにかく家賃が高い。
他の都市、例えば大阪や福岡と比べても異常に高く、他の県で住んだことがある人なら「東京バカじゃん」って思うほどの高さです。
「家賃は高くてもいいお部屋に住みたい」と思っても、その数万円、数千円を払うことで、他にできた遊びにお金を使えなくなってしまうのは、やはりいいものではありません。
なので、まずはお部屋の理想と妥協できるポイントを考えるようにしましょう。
・小さなお部屋でおしゃれに暮らす(お部屋は狭くてもいい) ・駅から遠い家にして、高い自転車を買う(駅徒歩20分でも仕方ない) ・安いけどおばあちゃんの家を思い出す(築年数40年だけどリフォーム済みで綺麗)
とにかく家賃を下げたい! という人もけっこういますが、なんらかの条件を諦めなければ、家賃は下がりません。
自分の妥協点を探すのがお部屋探しの一歩めと言えるでしょう。
2.ネットでお部屋と相場をみてみよう
お部屋探しをするときは、ネットで探す人が多いと思います。
ネットでCHINTAIのCHINTAIや、スモスモスーモ、ホームズくんのホームズなんかを使う人は多いと思いますが、初めてのお部屋探しをする人はぜひこのネット検索に時間をかけてみてください。
ネットに上がっている情報って嘘ばっかりでしょう? と思う人もいるかもしれませんが、そういう情報を見分けるコツがあります。
それは「大手の看板を掲げた不動産屋」「老舗の不動産屋」の情報だけを見るという方法です。
なぜなら「嘘情報を発信するリスクを取れない不動産屋」では、コンプラが厳しいため、嘘情報が内部にバレると社内的にも地位が下がってしまうから。
コンプラリスクを気にしていそうな会社の不動産情報を選んでお問い合わせをすると安心でしょう。
3.店舗に直接訪問は避けよう
あるいは、街中でよく見かけるエイブルやピタットハウスなどの賃貸仲介会社に直接訪問する人も一定数いるとは思います。
しかし、事前に電話やメール、お問い合わせをしてから訪問することをおすすめします。
というのも理由があります。
・お部屋探しには時間がかかる ・優秀な営業マンは予約優先
こういう傾向があるからです。
お部屋探しに必要な情報を事前にメールやお問い合わせで送っておき、お店の人に探してもらう。その後訪問をしたら丁寧で的確な営業マンに対応してもらえる可能性があるのです。
不動産屋の営業マンによっていいお部屋を見つけてくれるかどうかにも差があるため、できるだけいいお部屋が見つかるように、事前予約をしておくようにしましょう。
4.不動産屋によって紹介できる物件は異なる
おまけとして、不動産屋によって紹介できる物件は異ならない(レインズというシステムでお部屋情報が公開されてるからだれでも同じ物件を紹介できる)というのを聞いたことがありますか?
実はこれ、正しくもあり、正しくなくもあるのです。
お部屋紹介には「貸主」と「代理」と「媒介(仲介)」という取引形態があります。
貸主は大家さん、代理は大家さんの代わりに管理している管理会社、媒介は紹介だけを行う中間の会社のことです。
実は「貸主」や「代理」を行う会社の中には、仲介会社からの紹介を断る会社もあるため、レインズというシステムで物件の情報をみることができても、実際に契約の段取りを組むことができないケースもあるのです。
なので、できるだけ自分がきになる物件情報を掲載している不動産会社に直接お部屋を紹介してもらうようにした方がいいでしょう。
\理想の街も聞ける「イエプラ」/
いいお家選びは、まず知識を集めることから
初めての一人暮らしをする人向けの記事を書いてみましたが、参考になる情報はありましたか?
アノマチでは、東京に限らずおすすめの街や実は触れていたアノマチを紹介する記事も書いていきますので、よろしくお願いします。
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