引っ越し初日の夜に困らない持ち物リスト|カーテン・照明・ライフライン

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4コマ漫画第35話『引っ越したてで、カーテンがない』は、新しい部屋に着いたその夜のお話です。荷物を運び終えてほっとしたのに、窓の外から部屋が丸見え……。引っ越し初日は、こうした「あれがない」が起こりやすい日です。

この記事では、引っ越し当日の夜までに手元にあると安心なものを、リストにしてまとめました。あわせて、電気・ガス・水道を使い始めるときに知っておきたいことも、各社の公式情報をもとに紹介します。

当日の夜までに要るもの・チェックリスト

段ボールの山の中から探し出すのは、思った以上に大変です。次のようなものは「すぐ使う箱」をひとつ作って、自分で運ぶか、最後に積んでもらうと取り出しやすくなります。

場所・場面あると安心なもの
窓まわりカーテン(またはその代わりになるもの)、カーテンフック
明かり照明器具、懐中電灯やスマホのライト
トイレトイレットペーパー、手洗い用のハンドソープ
お風呂・洗面タオル、シャンプーなどのバス用品、歯ブラシ
寝る布団や寝袋など、その夜に寝るもの
食事飲み物、すぐ食べられるもの、紙皿や割り箸
作業カッター・はさみ、軍手、ゴミ袋、ドライバー
連絡・手続きスマホと充電器、新居の鍵、契約書類

とくに、トイレットペーパーとスマホの充電器は「着いてすぐ要るのに、どの箱に入れたか忘れがち」なものです。カバンに入れておくと安心です。

段ボールの外側に「すぐ使う」「キッチン」「寝室」など、中身と置き場所を大きく書いておくのもおすすめです。運び込むときに部屋ごとに分けてもらえると、その夜に開ける箱が少なくてすみます。新居の近くにコンビニやドラッグストアがあるかを地図で見ておくと、足りないものがあってもすぐ買いに行けます。

カーテンは「サイズ」と「防炎」を先に確認

カーテンは窓の大きさに合わないと、すき間ができたり、丈が足りなかったりします。内見や鍵の受け取りのときに、窓の幅と高さを測っておくと、当日までに用意しやすくなります。間に合わないときは、ひとまず手持ちの布や、窓に貼れる目隠しで一晩しのぐ方法もあります。

高さ31mを超えるマンションは防炎カーテンが必要

消防庁の案内では、消防法により、高さ31mを超える高層建築物ではカーテンやじゅうたんなどに防炎物品を使うことになっています。日本防炎協会によると、高さ31m超(おおむね11階建て以上)の共同住宅では、住んでいる階に関係なく防炎物品を使う必要があります。つまり、高層マンションの低い階に住む場合も対象です。

防炎物品には「防炎ラベル」が付いています。高層マンションに引っ越す人は、カーテンを買うときにこのラベルがあるかを確かめておきましょう。

照明は「付いていない」こともある

賃貸の部屋では、居室に照明器具が付いていないことがあります。たとえば、賃貸住宅を管理する大東建託のよくある質問では、「多くの場合、居室の照明は備え付けられていない」としたうえで、単身向けの部屋(1K・1DK)ではシーリングライトが付いていることもあるため、契約した店舗で確認するよう案内しています。

照明があるかどうかは物件ごとに違います。契約のときにもらう書類の設備欄を見たり、管理会社や仲介した不動産会社に聞いたりして、前もって確かめておくと安心です。照明がない部屋に夜に着くと、荷ほどきもままなりません。懐中電灯やランタンをひとつ「すぐ使う箱」に入れておくと、もしものときに役立ちます。

電気・ガス・水道を使い始めるときのポイント

ここでは、首都圏の大手事業者の公式情報を例に紹介します。契約する会社や地域によって手順は違うので、ご自身の契約先の案内も確認してください(2026年10月時点の情報です)。

電気:ブレーカーを順番に「入」にする

東京電力の案内では、入居後はじめて電気を使うときは、分電盤のブレーカーを次の順に操作します。

  • アンペアブレーカーのつまみを「入」にする
  • 漏電遮断器のつまみを「入」にする
  • 配線用遮断器のつまみを「入」にする

操作しても電気がつかないときは、東京電力に電話するよう案内されています。また、エコキュートや電気温水器がある部屋では、通電作業のため原則立ち会いが必要とされています。

ガス:開栓には立ち会いが必要

東京ガスの場合、ガスの使用開始(開栓)には立ち会いが必要です(代理の人の立ち会いも可)。作業ではガスメーターの栓を開け、部屋の中で点火の確認や安全についての説明があり、作業時間は20〜40分とされています。

ガスが使えないと、その日の夜にお湯が出ず、シャワーも浴びられません。引っ越し当日の夜にお風呂を使いたいなら、早めに予約しておきましょう。

水道:数日前までに手続き

東京都水道局では、引っ越しの3〜4日前までに、使用開始の手続きをするよう案内しています。手続きが済んでいるのに水が出ないときは、水道メーターの手前にあるバルブ(水止め栓)が閉まっていることがあるそうです。時計回りと反対に回して開ける方法が案内されていますが、位置がわからないときなどはお客さまセンターに連絡するよう書かれています。

初日のあとにやること

当日の夜をしのいだら、少し落ち着いてから進めたい手続きもあります。

  • 住民票の手続き:住民基本台帳法では、ほかの市区町村から引っ越した人は、引っ越した日から14日以内に転入届を出すことになっています(同じ市区町村の中で引っ越した場合は、14日以内に転居届)。
  • 照明やカーテンの本格的な用意:初日は仮のものでしのいで、あとからサイズや明るさをじっくり選ぶのもひとつの方法です。
  • 郵便物や各種の住所変更:銀行やカード、通販サイトなども忘れずに。

まとめ

引っ越し初日の夜に困りやすいのは、カーテン、照明、トイレットペーパー、充電器など「すぐ要るのに箱の奥にあるもの」です。「すぐ使う箱」をひとつ作っておくだけで、ずいぶん楽になります。

  • カーテンは窓のサイズを先に測る。高さ31mを超えるマンションは防炎ラベル付きを
  • 照明は付いていないこともあるので、契約時に確認する
  • 電気・ガス・水道は契約先の案内を見て、ガスの立ち会いは早めに予約
  • 転入届は引っ越してから14日以内に

カーテンのない夜を迎えたラボ太とクラ子の様子は、4コマ漫画第35話『引っ越したてで、カーテンがない』でどうぞ。

参考にした情報

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