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映画「マイ・インターン」のネタバレありのあらすじ・考察・感想。アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロかっこよ

ごらく
ごらく

念願のマイ・インターンを見ました。

主演はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイという、なんとも素敵なカップル。もちろん作品自体の評価も高く、絶対に面白いこと間違いなしの映画。

内容もなんとなく知っていて「老人がインターンとして若い会社にはいる。会社で活躍している女性実業家に、老人との出会いで様々な変化が起きる」という物語。

見た感想としては、やっぱり面白い! そして知っていたとおりの内容!(だからこそ、やや事件性・意外性に欠けていたとは思いますが、それでもとても安定した面白さでした)

今回も”くらしのワルツ”らしく、ポイントで見どころ・気になりどころを紹介した上で、最後にあらすじ・ネタバレありの考察・感想を書きたいと思います。

アン・ハサウェイがんばれ!|映画「マイ・インターン」の感想・考察①


やはりアン・ハサウェイ最高です。

ただ、他の作品と比べると「若い女性」感が強いので、どちらかというと「頑張れ!」といった印象。

2015年の作品なので当時アン・ハサウェイは33歳くらいでしょうが、ベンチャー企業を創業した若手起業家らしい幼い印象も与える役柄で、応援したくなる雰囲気。

演技がやっぱりよいです。

ロバート・デ・ニーロ素敵すぎ|映画「マイ・インターン」の感想・考察②

そしてなんといっても最大の魅力はロバート・デ・ニーロ。ですが、今作は過去からのファンからは「ロバート・デ・ニーロの優しいおじいちゃんみたいな、牙をもがれたような役をやっちゃうんだなあ」と残念がる声もあるようです。

個人的には老練の役者が優しいおじいさんを演じる渋さ・かっこよさったらないと思いますが…

役柄としても、創業2年弱のEC(ネットショップ)系ファッションベンチャー、社員220人の会社にリタイア後のやりがいを求めてインターンとして入社し、その経験と人柄で若手社員たちの人望を集め、悩みを解決し、”孤独”な社長の悩みも解決していくというもの。

なんと渋みも温かみも備えた役なのか。そして、個人的には年取ってからも過去のキャリアの延長ではなく、現代的で新しい役柄に挑戦できるロバート・デ・ニーロにめちゃめちゃ尊敬の念をいだきました。

人間の悪意と善意|映画「マイ・インターン」の感想・考察③

この作品は女性起業家であるアン・ハサウェイ(ジュールズ)が会社と生活の間で苦労する姿と、そしてそれを支えるロバート・デ・ニーロ(ベン)を中心に描かれる物語ですが、ジュールズに対しては「家事をしない女性」「シャバ僧が会社経営なんかしやがって」という冷たい目線が浴びせられ、そしてベンに対しては「老人の癖にしゃしゃりやがって」という冷たい目線が浴びせられます。人間の悪意を感じる表現が多いのです。

一方で、ジュールズに対して評価をするベンと、ベンに対して評価をする会社の仲間たちの様子に人間の善意を感じるのです。

人は「自分が理解できないもの」や「自分の仲間だとわからないもの」に対して排他的な態度をとる生き物です。ジュールズが経営する会社と仲間たちは「老人は若者の文化に理解がないだろう」「年長者が多い会社では若者は評価されない」という価値観で、当初シニアインターンとして面接にきたベルを嘲笑している(壁をつくっている)ように見えます。

一方、ジュールズに対しては娘のママ友や、CEO候補の年長者たちから「女の癖に家事をしない」「女の癖に経営しやがって」という厳しい目線を感じます。

平和に過ごそうぜ、、と思っても(おそらく自分も)恐怖心や不安から、偏見で人を傷つけていることがあるんだよなあと感じます。

夫はまじで無理|映画「マイ・インターン」の感想・考察④

そして、仕事に打ち込みすぎてなかなか家事や娘の世話をできないジュールズに対して、夫は仕事をやめて専業主夫として家事を行います。

しかし、家事をしている中でもジュールズはどんどん成長をしていきます。焦る夫、自尊心を減らす夫は、ついにママ友も浮気をします。

浮気をした夫に気づいたベンとジュールズは、出張先でその事実を示し合わせ、ジュールズは仕事の大変さと夫の浮気に対する悲しみに打ちひしがれます。

最後には夫がジュールズに謝罪し、ジュールズを引き続き支えることを誓い平和な感じの終わりになるのですが…個人的にはマジ無理!夫無理!それなら最初からするな!まじでクソ!こんないい映画で、こんなくそ夫を許さないでくれない!?と思いました。

これ逆でもそうだと思うんですけど、パートナーが仕事に打ち込みすぎて悲しいならそれを伝えるべきだし、それでだめなら離婚してから新しいパートナーを見つけるべきだと思うんですよ。だって、結局今の妻とは別れたくないから浮気したんでしょ? それってひどくない? 荒んだ…

恋するの? しないの?|映画「マイ・インターン」の感想・考察⑤

夫の話は置いておいて、最後のポイントは「アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロは恋するの? しないの?」というところ。

これは大きな見どころです。

演出も巧妙で、アン・ハサウェイがキスしそうな顔でロバート・デ・ニーロを見つめたと思ったら肩に持たれたり。

出張先のホテルでベッドに座ることを提案して、二人で団らんしたり。

ただ、それは恋じゃないよ? と示すためにエンディングではロバート・デ・ニーロに恋人ができ、気もち悲しそうな表情でアン・ハサウェイがそれを見つめる。そしてアン・ハサウェイも夫との復縁を告げる。

最後はアン・ハサウェイの「期待しないで。これは友情だから」というセリフ。

ただ、私が思うにアン・ハサウェイはロバート・デ・ニーロに恋にも近い、父親を慕う気持ちにも近い感情を持っていたに違いありません。ロバート・デ・ニーロ演じるベンはジュールズの母親と同年齢。その”父親”に励まされてがんばれているには違いありません。

そしてベンの一言「君が死んだら僕と妻の墓に入ればいいよ」には、娘を思う父親に似た感情を感じます。(ベンには子どもも孫もいるので、勝手に言っていいの笑 というのはありますが、おそらく子どもたちは別のお墓に入るんでしょう)

ということで今回の記事はここまで。インターンがテーマなこともあり、会社で働く女性とかにおすすめかも。

 

映画「マイ・インターン」の製作・概要

2015年製作/121分/G/アメリカ
原題:The Intern
配給:ワーナー・ブラザース映画

制作陣

監督
ナンシー・マイヤーズ
製作
ナンシー・マイヤーズ スザンヌ・ファーウェル
製作総指揮
セリア・コスタス

キャスト

ベン:ロバート・デ・ニーロ
ジュールズ:アン・ハサウェイ
フィオナ:レネ・ルッソ
ジェイソン:アダム・ディバイン
マット:アンダース・ホーム

画像:(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

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