演出・物語がハリウッド並「シンゴジラ」のあらすじ・ネタバレありの感想。監督はエヴァンゲリオンの庵野秀明

4.5
日記

先日、妻に熱心に薦められたためヱヴァンゲリヲン新劇場版「」と「」を見ました。

それがきっかけで、同作の監督、庵野秀明監督の実写作品である「シンゴジラ」もおすすめされて、ついに見ました。もちろんアマゾンプライムビデオ会員なら無料でしたよ(多分今も)。

結論からいうと「マジで面白かった」ので、絶対にみてください。(今更かもしれませんが)

3.11とゴジラ

たしか、シンゴジラは「君の名は。」と同時期に上映されていて、当時も悩みました。「君の名は。」を見ようと府中のくるるにあるTOHOシネマズへ足を運んだときにも、最後までシンゴジラを見ようか悩んだのを覚えています。

しかし、そもそもゴジラ興味ないし、長そうだし、重そう……。

という印象からシブったことと「君の名は。」が思いのほか面白くて2度見してしまったことで、そのシーズン中にシンゴジラの放映は終了していました。ちなみに「天気の子」は嫌いです。

しかし、エヴァが面白かったこと、そして庵野監督が主演声優を務めた宮崎駿作品の「風立ちぬ」を見たこと、庵野監督がナウシカ・ラピュタの巨神兵のキャラデザを担当していたことを知り、ついに見ることにしました。

原子力爆弾を模した怪獣の作品を見たのは、奇しくも3.11の前日、2019年3月10日だった。

「シンゴジラ」のあらすじと「エヴァのススメ」

シンゴジラを見るときには、ぜひ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を見てほしい。エヴァンゲリオンとシンゴジラ、もう同じと言っても過言ではない作品だから、エヴァ見た人は間違いなく2倍楽しめます。

(妻が言っていたような気がしますが「シンゴジラ」はエヴァの実写化のような作品だと思います)

まず、音楽。

ダーン、ダーン、ダーン、ダン、ダンダン
ダーン、ダーン、ダーン、ダン、ダンダン

戦闘シーンの冒頭で必ずかかるこの曲、エヴァの曲だ! となります。

同監督だからといって、同じ曲ってあり? と思いつつ、SFな世界観、焦燥感を見事に表現してたBGMの使用はテンションが上がります。(まじで上がります!)

そして筋書き(あらすじ・ネタバレ)

そして、政治に対する風刺、国家防衛に立ち上がる愛国心を持つ青年の苦悩、「人間と核と国家運営」を考えさせるGODZILLA(ゴジラ)、流暢なルー大柴英語と英語を巧みに操る石原さとみなど、ストーリー、演出ともに見所がたくさんあります。

邦画は「ストーリーはいいけど演出とか表現がチープだからハリウッド映画の方が面白いなあ…日本にはジブリ率いるアニメしか世界に誇れる表現がないのかなあ…」と思っていましたが、庵野監督がやってくれました! (もちろん趣味レベルでしか映画をみていないだけで、優れた作品はあると思いますが…)

演出力だけでなく、役者陣の見事な演技も加わり映画としての完成度高いです。マジで感動しました。劇場で見ればよかった…。

若干愛国を感じる「シンゴジラ」の演出

個人的には、国家運営を主軸にした作品だから仕方がないけど、復興のためとはいえゴジラに立ち向かう青年たちに一蓮托生、国家と心中を頼むシーンは特攻隊を彷彿とさせるようで共感はできませんでした。でも映画自体としては品質がとても高く面白い作品でした。

(全体主義はよくない、という表現は必要だったように思う。人間の悪としての「原子力」と、日本の戦争の罪である「愛国心」は相反するものだと個人的には思いました)

平成の名作だと思います。

photo:(C)2016 TOHO CO.,LTD.

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