昨年末、かねてより話題のふるさと納税を初めて体験しました。
正直最初は「難しい…うーん」「めんどい…」と思っていたのですが、やってみたら簡単。
株主優待でハムをゲットするよりも多分簡単なので、ぜひ! と思い手順を紹介したいと思います。
ふるさと納税初心者向けのポイント!
ふるさと納税初心者がつまずくのは以下の4点だと思います
①ふるさと納税の仕組みがわからない
②ふるさと納税で何を買えるのかわからない
③ふるさと納税で使っていい金額上限がわからない
④ふるさと納税の手続きがわからない
この記事では上記4点を超簡潔に紹介します。
①ふるさと納税の仕組みがわからない
ふるさと納税の仕組みは、簡単に言うと「あなたが納めるべき住民税を、住んでいない地域にも支払うことができる」という制度です。
住民税は年始に住んでいた地域に支払う税金です。
例えば、2019年1月1日に東京都豊島区に住んでいたとすると、2020年に支払う住民税は東京都豊島区に支払う義務があります。
その際の住民税額が年間30万円だとすると、ふるさと納税ではその一部(例えば4万円)を江戸川区や世田谷区、あるいは地方の地域に支払うことができるのです。
なお、金額はたとえです。金額は人によって違うので、シミュレーターで計算してみてください。
え? 住民税を他の地域に支払うだけ? そんなのめりっとないじゃん
と思う方はとても正しいと思います。そのため、ふるさと納税には「納税を促すための返礼品」という制度があります。
返礼品とは、読んで字のごとく「お返しの品」です。ふるさと納税をするとその額の一定割合になんらかのお礼がもらえます。ここが世間で話題になっているもので「納税するだけでギフトがもらえる」「じゃあふるさと納税やってみよう」ということになるわけです。
②ふるさと納税で何を買えるのかわからない
というわけでふるさと納税の全貌はわかりましたか?
要するに「住民税を払うだけでお肉やカニやいくらがもらえる制度」なのですが、じゃあいざやってみよう! と思うと何をふるさと納税で買えるのかわからないですよね。
そこで出てくるのが「ふるさと納税ギフトサイト」です。
自治体のHPからふるさと納税の返礼品を探したり買ったりするのはしんどいということで、「ふるさと納税の楽天」のようなサイトが多数存在します。
ふるさと納税のギフトを探すときにはサイトを使って検索しましょう。
また、探すときのコツは「返礼率が高いギフトを探す」ということです。返礼率とは「1万円の住民税を納めたときの商品の価格率」のこと。1万円に対して返礼率10%なら1000円、90%なら9000円の商品が返礼品として送られてきます。
探すときは過去のランキング上位を見ると手っ取り早いでしょう。
個人的なおすすめはこのあたりです
③ふるさと納税で使っていい金額上限がわからない
次に必要なのがふるさと納税で使える金額の上限です!
それはもう、シミュレーションしてみましょう。
ちなみにシミュレーションする時には以下の項目が必要なので、事前に給料明細を控えるか人事に聞くなどしておきましょう。
・年収
・所得控除額
・住宅借入金等特別控除の額
・市町村民税所得割
・都道府県民税所得割
よくわからない人は人事などに聞いてもいいでしょう。なお、基準額は2020年にふるさと納税をしたいなら「2020年中の所得を基準に、2021年の1月15日まで」に手続きを行う必要があります。
今年の年収なんて、今年がおわるまでわからない問題があるのである程度は予測で納税を行い、気持ち少なめにふるさと納税をする必要があります。
ちなみに私は額面年収420万円でふるさと納税できる金額は4万円くらいでしたので、4万円分のふるさと納税をしました。
細かい注意はこちらのサイトでみておきましょう。
④ふるさと納税の手続きがわからない
だいたい理解できましたか?
最後にふるさと納税の具体的な手続きを紹介して終わりたいと思います。
1.サイトから返礼品を選んで買う
2.各自治体から郵便がくるので手続きに従う
→確定申告が必要な人は確定申告、不要な人はワンストップ納税でOK(詳しくは郵便に従えばわかります)
3.終わり
上記にちらと書きましたが、確定申告が必要な自営業の方や役員の方と、不要なサラリーマンの方では手続きが異なります。自分がどちらかは調べておきましょう。
たったこれだけ。理解するのが大変なだけなんですね、ふるさと納税って。
ふるさと納税の注意も簡潔にしておきます!
以上でふるさと納税の全貌は理解できましたか。わからない方は質問をくれれば返答いたしますので、お気軽に。
ちなみにふるさと納税には注意点がありますので、以下にざっくり書いて記事を締めたいと思います。
・ふるさと納税は2000円までは自己負担が必要です(例えば10万円がふるさと納税できる人でも、2000円は自己負担が必要)
・確定申告あり、なしで控除の形式が異なります(確定申告している人は所得税の控除もあり、してない人は住民税のみです。この記事は後者向けです)
・確定申告なしの人は「寄付先は5自治体以内に限ります」
・翌年の1月15日までに手続きを行う必要があります
以上!
みんなで得しようふるさと納税
〆
※専門家ではないので、不利益を受けても責任は負えないのでご注意ください(2020年2月16日時点の情報です)
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