こんにちは。私は過去にフリーランスをやめたことが一回、会社をやめたことが一回あります。
フリーランスの時にはたいてい、既存のクライアントを信頼できる他社に紹介して仕事をたたみました。ライターや広報代理だったので、知り合いが多く紹介が容易だったのです。
一方で会社をやめるときは上司に報告し、その後周りの人たちにも徐々に伝え、最終日には挨拶周りという普通の方法をとったのですが「退職の仕方」ってググってもわからないし、上司に相談するわけにもいかない;; というわけで私の知恵を紹介したいと思います。
退職代行ダメ絶対!
①上司だけなら早めに伝えてもOK
原則は会社の制度上必要な猶予を持って伝えることになるので1ヶ月〜1ヶ月半前に伝える必要があると思いますが、上長には早めに伝えてもOKでしょう。
人や会社にもよるかもしれませんが、上長には早めに伝えるのが重要だと思っています。引き継ぎや採用活動の強化などが必要な場合があるからですね。
私の場合は上司と仲がよかったのですが、引き継ぎは秘密裏にしていたため問題ないと思い1ヶ月前に言いましたが「もっと早く言ってよ〜笑」と言われました笑
もちろん、会社によっては嫌味を言われるようなこともあるかもしれませんが、大抵の会社は人員補填や引き継ぎに十分な余裕を持って動けるので、早く伝えられて困ったり、嫌な対応をしたりはしないでしょう。
②周囲の人にも自分がよければOK
次に同僚や先輩後輩に対しての対処ですが、これも自分さえ問題なければ早めに伝えてもいいでしょう。
もちろん、信頼できる人以外に伝えると社内での立場が狭くなったり、嫌味をいう人自体はいますので気をつけてください。
(思い出しましたが、前職では露骨に「おいおい、仕事増やしやがって。チッ」みたいな人がいて悲しい思いをしました。引き継ぎけっこうちゃんとやったんで、その人の負担増えてないんですけどね…)
ただ、信頼している人たちには「もっと早く言ってよー」「飲みにも行けないじゃない!」と嬉しい声をいただいたので、たしかにもうすこし早く言えばよかったなあと思いました。
③引き継ぎ&挨拶の時間は用意しておけばOK
あとは、上記2点を踏まえても、引き継ぎの用意や挨拶の時間を確保しておく必要はあると思います。
引き継ぎの観点
私は引き継ぎのために用意したのは以下です。
・引き継ぎ資料一式(業務内容の説明資料一式、ツール関連のマニュアル一式、教育マニュアル一式)
・技術的な観点まとめ資料
・上司へのこまめな報連相
大切なのは一つ目の引き継ぎ資料一式と、上司へのこまめな報連相です。正直2点目の技術的な観点は属人的な要素も多く、その人がやめたら引き継ぎが丁寧にされていようが無理なものは無理。
そういう教育は引き継ぎ時点でできるものではなく、採用や研修など通期の活動に起因しますので退職する際にそこまで気にする必要はないと思います。
その人がやめることで仕事が回らなくなる! というケースは、もはや組織のマネジメント、制度上の問題かと思いますので、やめるときはスパッとやめましょう。
むしろ大切なのは一つ目の「組織の仕事の仕方」「ルール」をドキュメント化しておくことです。自分が組織の一人として担当している業務を自分がいなくなっても問題なく渡せる状態にしておかないのはさすがにだめでしょう。
挨拶の時間は1ヶ月+1日
最後に挨拶の観点ですが、挨拶は信頼できる人は1ヶ月前、関わりがある程度の人には最後の1日(1日だけだと会えないこともあるので2日前など)に挨拶をすれば十分でしょう。
あるいは前述の通り信頼していて会話する時間を確保したい…というケースでは1ヶ月よりも前に伝えるのも必要でしょう。
ただ、予期せぬリークや上司バレは信頼関係にも影響しますので、その辺りは慎重に行いましょう。
それでは退職のコツは終了。参考になればと思います。
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